税理士インタビュー
1972年4月、IMC税理士法人の歴史は前身である“石原会計事務所”として始まりますが、さらにさかのぼると現会長である石原豊が商工会議所で中小企業診断士として中小企業をサポートしていたことが原点となります。
その後、現在の場所でIMC税理士法人として50年以上の歴史を重ねることになりますが、今も税理士法人だけでなく、総合保険事務所(石原享子総合保険事務所)や社会保険労務士としての機能を併せ持つなど、税理士業務の枠にとどまらない全方位型の“360度サポート”を提供しています。
2007年6月に所長へ就任した石原牧、2019年8月に税理士登録をした石原有哉の両名に、IMC税理士法人の強みや仕事への思いなどを語ってもらいました。
税理士業務“も”行っている事務所
そのトータルサポートが50年という歴史の所以
地元・京都で長い歴史を持つ税理士事務所ですが、これまでの経緯を教えていただけますか?
石原 牧
1972年4月に京都市北区紫野で開業し、その後現在の場所に来ました。
それが1981年のことなので、もう40年以上、ここ右京区嵯峨で業務を続けて来ていることになります。
知り合いに京都府立北嵯峨高等学校に通っていた人がいて、その人が高校生の時に毎朝、当事務所の時計塔を見て「遅刻する」と言っていたようなのですが、もうその人も50代を超えていますから、それを考えると長い歴史をここで刻み続けてきたのだなと実感します。
50年というは決して短くない歴史です。
どうしてそれだけ長く続けて来られたのだと思いますか?
石原 牧
それは当事務所が税理士業務“も”行っている事務所だったからではないでしょうか。
普段仕事をしていると、むしろ税理士業務以外がメインと感じるくらいです。
中小企業にとって税理士は何でも相談できる“ホームドクター”であるべきで、お金や税金のことだけでなく、経営のこと、社員のこと、財産管理のこと、さらにはご家族の問題まで全部気軽に相談できるのが税理士という存在です。
それをお客様にご評価いただいた結果が、50年という歴史に繋がったのではないでしょうか。
石原有哉先生は途中から事務所に参加されていますが、印象はいかがですか?
石原 有哉
やはり50年という歴史の重みを感じる事務所で、その間、様々なノウハウを蓄積しているので、そうした環境で仕事をし、成長できることにやりがいや喜びを感じています。
また今後もさらに発展していける流れが作られているので、すごく働き甲斐があります。
中小企業を取り巻くすべての問題に“360度サポート”で対応
他士業・専門家との密なリレーションシップが強み
お二人が税理士を目指したきっかけは?
石原 牧
父であり現会長の石原豊の影響が大きいですね。
また私が税理士になる前から、すでに歴史のある事務所でしたので、それをなくすということは考えられず、また父からも跡を継ぐように言われていたので(笑)、当然のように税理士を目指して今の道に進んでいました。
石原 有哉
どのような事業をするにしても、最終的には税金を納めなくてはならず、ある意味それは事業の根幹をなすものと言えます。
そうしたお金の流れに興味があり、税理士はそこに深く関わることになりますので、そこに魅力を感じてこの仕事を選びました。
普段、どのようなことを大切に考えて仕事されていますか?
石原 牧
人事、財務、財産管理、リスクマネジメントからM&Aまで、中小企業を取り巻くすべての問題に“360度サポート”でお応えしたいと思っています。
幸い、当事務所にはこれまでの長い歴史で培った様々な人縁地縁がありますので、それを活かして必要な専門知識を有したブレーンをすぐにご紹介でき、問題解決への橋渡しができます。
こうしたリレーションシップは当事務所の強みの1つで、このケースでは弁護士、このケースでは司法書士、さらには不動産鑑定士や土地家屋調査士といったように各士業・専門家とすぐに繋がっていただくことができます。
石原 有哉
お客様とお話しする時には、その方の目線に立った“わかりやすい説明”を大切にしています。
例えば個人事業主の方が法人化をご検討中の場合、一番気になるのは税金のことだと思うのですが、それも独自のソフトなどを使って一目で違いがわかるようにグラフ化するなど工夫しています。
個人の方からのご相談で多いのはどんなお悩みですか?
石原 牧
やはり遺産相続に関わるご相談ですね。
「相続税はかかるのでしょうか?」というまったくの白紙の状態でご連絡いただくことも多いです。
当事務所は総合保険事務所としての機能もあり、前身である石原会計事務所の前から生・損保代理店をやっていたので、その時からお付き合いがある方や、そのご家族などからご相談いただくこともよくあります。
また顧問先から「相続税対策をお願いしたい」と言われることも多いです。
石原 有哉
遺産相続はほとんどの方で“多くて人生で2回”の体験。
限られた知識・経験の中、皆様“何もわからない”というところからスタートしています。
また二次相続の際、精査してみるとすごくややこしい状態になっているということがあり、そうした場合には他士業との連携が大事で、当事務所のリレーションシップがここでも発揮されることになります。
企業サポートもそうなのですが、遺産相続などの個人のお客様からのご相談にもワンストップで対応できるのが当事務所の強みですね。
どんな些細なことでも気軽にご連絡ください
IMC税理士法人へご相談いただければ解決へと繋がるはずです
HPをご覧の方へメッセージをお願いします
石原 牧
気になること、相談したいことがあればいつでも気軽にお電話ください。
「誰に相談したらいいかわからない」「これは司法書士の仕事?それとも社会保険労務士?」と迷った場合でも、当事務所には他士業・専門家との密なリレーションがありますので、すぐに問題解決のための橋渡しができます。
IMC税理士法人が50年という短くない年月、税理士事務所としてやって来られたのは、こうして税理士業務“も”行う税理士事務所だからです。
中小企業を取り巻くすべての問題にお応えするために、税理士業務の枠にとどまらない“360度サポート”をお届けいたします。
石原 有哉
どんな些細なことも、IMC税理士法人へご相談いただければ解決へと繋がるはずです。
思い付きにとった行動が、後々、思わぬ結果を招くことも考えられます。
例えば節税についても、経営者が考える節税と実際の法律が違っていることがありますので、一度ご相談いただければ“目的”に即した適切な“方法”がご提案できるものと思います。
現在、「税理士の仕事はAIに取って代わられる」と言われていますが、AIでは叶わない“人と人とのコミュニケーション”を大事にして、税務に限らず様々なご相談を承って皆様の経営をサポートさせていただきます。